暮らしの豆知識~海水の蒸発~
2013.07.16
日曜日の朝、仕事に行く途中で 海岸線を走ったのですが、ビックリ♫ 海水が煙のように蒸発して、あたり一面霧がかかったような なんともいえない自然の幻想に運転しながら シャッターを切ったのですが・・・・
お伝えできればいいのですが(ーー;)
そこで、海水の蒸発について調べてビックリしたことがあったので、記事を掲載してみますね。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
地球上の水は、「固体(氷)」「液体(水)」「気体(水蒸気)」の3つに姿を変えながら、「空」「陸」「海」とのあいだを行ったり来たりしているそうなんです。
1年間の地球の水の動きを見てみましょう。
雨や雪は、陸地に111兆t、海に385兆tふり、合わせると496兆tの水が、陸地と海に新しく加わります。
では、蒸発する水の量はどのくらいでしょう?
陸上の地面や植物から71兆t、海から425兆tで、あわせて496兆tの水が空へ帰っていきます。ちょうどプラスマイナス・ゼロなのです。入ってきた水の分だけ出ていくので、地球全体にある水の量は変わらないのです。
海だけの水の量を見ると、入ってくる量より蒸発する量が40兆t多くなっています。また、陸だけの水の量では入ってくる量より蒸発する量が40兆t少なくなっています。これは陸上にふった雨や雪が川に流れたりして、海に流れこむためです。ですから、海に加わる水の量は385兆tに40兆tを加えた425兆tになります。海の水がどんどん減っていくわけではありません。海の水も一定にたもたれているのです。
もし陸から海に水がそそがれることなく、海水が蒸発しつづけるとどうなるでしょう。海は1年間に1mずつ浅くなり、3,200年ほどで 干上がってしまいます。
地球上の水は、みごとなバランスで循環しているのだそうです。
やはり自然の原理は、見事なモノです。しかし、不思議に思ったことがすぐに調べられるこの時代。とても便利になりすぎているのかもしれませんね。